今年の春から夏に
たくさん着た３着。
同じ商品の色違い。

着やすくて
合わせやすいので

麻素材だけど
もう秋だけどw

まだしばらく着るつもり。

　
スティーブ・ジョブズは
同じ服を複数持って

着回していたっていうのを
聞いたことある人は
多いと思うけど、
　
その理由は知ってる？

答えは、、、

「日常での決断の回数を
少しでも減らして

本来やるべきことに
ベストな状態に臨むため」

なるほど〜！
と共感しつつも

「えー、でも服が
そんな少ないの
つまんなーい！」

と当時は思った私。

でも、今ではちょっぴり
ジョブズに憧れます(笑)

その合理性も
よーくわかります。

（決めること、判断すること、
毎日、山のようにあるもんね😅）

でも、合理性だけが
全てでも、ない。

オンナですもの、
オシャレはやっぱり、
楽しみたい。

合理性とオシャレと、
両方叶えられたら最高！

もっと言うなら「着心地」も！

（あ、欲張り！？笑）

作家の向田邦子さんも
生前、気に入った服は
色違いで買って、

お店から在庫がなくなっていた
という話も。

どのブランドのどんなお洋服を
まとめ買いしていたのかな。

ちょっと気になります。

ちなみに、ジョブズが
愛用していたのは
イッセイミヤケの
黒いタートルネックだそうで。

なるほど、
それほどのブランドなら
シンプルなタートルネックだって

それはそれはデザイン性高いし
着心地もいいでしょうね♪

今年の夏は叶わなかったけど、
来年こそは「究極の白T」が
欲しい私です。

＊　　＊　　＊

　
これから先、死ぬまでに
果たして私は

いったい何着の服を買い、
何足の靴を履き潰して
いくのだろう？

その中には当然
「失敗」も含まれるだろうし。

この歳になると
そんなことも考えます。

生まれてからこれまでに
着てきた服の数も
数え切れないけれど、

本当にお気に入りだった服、
毎日でも着ていたいと思った服、

そして、真に自分らしさを
表現できた服は、
果たしてどれだけあった？

しばらく考えてみたけれど、
思い出せない…。

そして、なんかちょっと
焦りを感じもする、
56歳の秋。

＊　　＊　　＊
　
　
新しく服を買う時、
そして手放す時は

それなりに時間も気力も体力も
使うことは明らかで、

これまでの人生でも
「服をまとう」ということに
ついてだけでも、

膨大なエネルギーを
費やしてきたのは確か。

同時に、この先の人生、
もうその辺りのことに

あまり多くのエネルギーを
かけたくないな、と思う自分も。

できれば、
「この先もうこれだけでいい！」
「添い遂げたい！」
と思えるほどの

それほど惚れ込めるだけの、
服や靴やバッグに、出会いたい。

若い頃には思わなかったことだ。