今でこそ自撮りも平気でする私ですが、じつは長いこと「写真嫌い」でした。
前回記事「苦い記憶」からの続きです
写真は小学生時代の文集。おそらくこれは3年生か4年生ごろの文章だと思うのだけど、「かがみなんて大きらい」というショーゲキなタイトルw
しかも「わたしの顔が」「わるい」から「がまんしよう」だなんて、、、自己否定ハンパないですね
当時の私はいったい何を考えていたんでしょう?
でも、これを読み返して、当時の感覚がちょっとよみがえってきました。
そう、容姿に関してけっこうなコンプレックスを持っていたような記憶が。。。
今は153センチと小さめな私ですが、小学生時代はわりと体が大きくて(タテもヨコも)、背の順も後ろから数えたほうが早くて……。
左から2番目が私。同級生の中では大きかったんですー。
クラスに必ず1人はいる意地悪男子に「ブタ」とか「デブ」とか言われたことも何度もあって……。
そんな記憶がパーッとよみがえってきました
ついでに、当時は「ブタ」って、いじめのメジャーワードだったよねってことも思い出したりしてw(なんとも昭和だねぇ〜。ていうか、豚さんに失礼よね)
それで、自らの外見に自信をなくし、鏡を見たりするのもキライだったんじゃなかったかな、、、と少しずつ当時の私を思い出してまいりましたよw
でも、文集に書いちゃうなんてね。よっぽどだよなぁ。。。
そして、じっくりとよーく思い返してみれば、その後、大人になるまで、鏡を見るのも、写真を撮られるのも本当はあまり好きではない自分がいたなぁ〜ということも、今ならはっきりと自覚。
高校の卒業アルバムでは口がへの字になっていたのも、まぎれもなくそんな気持ちの表れでしょうね。
いじめっ子男子のパワーおそるべし! 「嫌い嫌いも好きのうち」だったのかどうかはしらないけどw当時は相当憎まれ口たたかれた記憶アリ。
それが無意識のうちに「鏡嫌い」「写真嫌い」な私を形づくってしまうなんてね、いやはや何とも。
、、、これはたまたま昔の文集からさかのぼった一件。
こんなふうに目に見える形でよみがえる過去ならわかりやすいけれど、でも実際は形にはおろか、私の記憶の片隅にも残っていない過去がごまんとあるんでしょうね。
こんなふうに無意識層にコツコツと積み上げられてきた苦い記憶ちゃんたち。今もきっと、けなげに、生真面目に、私の言動になんらかの“ちょっかい”を出しているはず
「もうそこにいなくていいよ〜。出てっていいよ〜」と、声を大にして言いたい
ほかにもまだまだ静かに眠ってそうな年季入りのw苦い記憶ちゃんたち。この機会に、もうちょっと引っ張り出してみることにします