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2017.10.25
KYOKO LOGS(響子ログ) すべてのカテゴリ スピリチュアルな視点

小1女子ピンクのウサギ事件

私が「色」の勉強を始めたのは、28歳のとき。
途中まったくの空白期間も何年もあるけれど、、、
キャーッ! 足かけ20年ものお付き合い~💛

今日ちょっと必要があって、当時の勉強のまとめや、
レポートを掘り出していたところ、、、
こんな文章が出てきました。

今から14年前(2003年)に書いたもので、かなり恥ずかしい💦

私の「ピンク遍歴」や、
「悲しい体験で、人はその色を嫌いになることがある」
(これは「色」も「香り」も同じですね)
ということが書かれています。

ご興味のある方は、読んでやってくださいませ。

(いや~、けっこうマジメな文章よ。
ちゅーか、カタい、ね、笑)

 

~~~~以下、2003年のレポートより引用(一部加筆修正)~~~~~~

「ピンク」は、人によって好き嫌いはあると思いますが、
実は人間の「臓器」の色でもあり、実は誰にとっても身近な色。

また、人をやさしい気分にしてくれたり、エレガントに振舞わせたりする効果もあり、
とくに女性にはぜひ使ってほしい色なのです。

かくいう私は、実はつい数年前までピンクが好きではありませんでした。
ほとんど身につけませんでしたし、
小物にしてもピンクを使うということはありませんでした。

それがなぜなのか、特に理由をつきとめる気もなかったのですが、
2年前(2001年)にカラーセラピーを受けてみて、
思いもよらないところに原因があったことがわかりました。

それは、小学1年生の頃の体験がもとだったのです。

ある日、理科のテストで、輪郭だけが描かれたウサギの絵に、
「ウサギに色を塗りなさい」という問題がついていました。

私は迷うことなく、クレヨンの「ピンク」を塗りました。

が、しかし、返された答案用紙には大きくバッテン×××が。
おまけに赤々としたインクで「ピンクのウサギがいるの?」と、
当時の担任の先生のコメントが書かれていたのです。

そう、、、ピンクを否定されてしまったのです。

いや、もちろん、「理科」的観点から言ったら、ウサギはピンクじゃないですよ。
白とか、グレーとか、黒とか、茶とか、、、正解はそんなところでしょうね。
でも、ついピンクに塗っちゃう小1女子の気持ち、、、

子供心にとてもショックだったのを、今でもよく憶えています。

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そして、当時その先生がはいていた真っ赤なトレーニングパンツと、
厚化粧だった先生の真っ赤と鮮やかなピンクの中間のような色の口紅とが重なって、
ピンクという色に一気に抵抗を感じるようになってしまった。
「私には関係のない色」になってしまったようなのです。

それから20年以上、気づけば、水色や紺色など、
寒色系ばかりを身につけるようになっていました。
ピンクが欲しいと思ったことは、一度もありませんでした。

ところが28歳になって色の勉強をするようになった時、
「あなたにはピンクがとても似合うはずだから着てみたら」と言われ、
正直、まったく乗り気ではなかったのですが、
「これも勉強のうちか」と思い直し、それでも、
いきなり、いかにもピンクピンクした色はやはり抵抗がありましたから、
まずはうすーい色のピンクから着てみることにしました。

そして、それがなんと周囲には大好評で、
「そんなに似合うのがうらやましい」とまで言われたのです。
本人はピンとこなかったのですが、
色とはそういうものなのかも、と漠然と思った記憶があります。

そしてそれからは、だんだんとピンクへの抵抗感がなくなり、
今では大好きな色になりました。
気分やTPOに合わせて、いろいろな種類のピンクを取り入れるようにもなりました。

もちろん、日々のファッションに使うこともありますし、
そこまでしないまでも、なんだかこのごろガサツだな、女性らしくしなくちゃ、
という時には、ピンク色のタオルやハンカチを持つようにしています。

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この「小1ピンクうさぎ事件」(!?)、
これは私の至極プライベートな出来事ではありますが、
人がある悲しい体験や先入観などで
ひとつの色を生理的に受け付けなくなったり、
意識的に用いなくなったりすることの一例です。

それはとってももったいないことですね。

色と自分との関係は、思いのほか簡単なきっかけで、
よい方向に向かっていったりもするのです。
(このとき私がピンクを着たのを褒められたように!)

色はこの世に1,000万色もあると言われています。
もっともっとたくさんの色を、自由自在に楽しみたいですね。

~~~~~~~~~~~~~~

 

……あなたの苦手な色、嫌いな色はありますか?
それがなぜだか、考えてみたことはありますか?

ご自分の「色の歴史」を紐解いてみる経験もまた、楽しいものです。
自分という存在を「色」という角度から眺めてみる、、、
きっと新たな発見があることでしょう。

そんなコトをお伝えする機会を、2018年はつくるつもりです。

「色」を通して、自分を知る。
「色」を使って、自分を癒す。
「色」とともに、今日を楽しむ。

内容は決まり次第、ご案内します。
楽しみにしていてくださいね!


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