今日の体験講座は、いつにも増して感動がいっぱい! 印象に残る回ベスト5に入りそうなので、記憶が薄れないうちに、受講者さんが描かれた絵の解釈とともに記録しておこうと思います。
まず、イベントが軒並み中止されるなか、またレンタルスペース自体も閉鎖される所が増えるなか、予定どおり開催できたのは、なかなかの幸運、巡り合わせだったのだろうということ。
「コロナウイルスのこともあって申し込みを迷ったが、最近の世の中の外出制限にストレスが溜まっていて、自分を癒す方法を増やしたいと思って」ご参加くださったというMさん。
ブルーとグリーンを多用され、癒しパワー満載の素敵なマンダラを描かれました。ご自身への思いやり、自愛のピンクも中心に入っていて、ステキですね! 今日からMさんをしっかりサポートしてくれる絵だと思います。ぜひ、いつも目に入る場所に飾ってくださいね。
「ずっと絵を描く、色彩とリンクすることがしたかったので、それが今日だった!と思えるくらい癒され満たされました!」とおっしゃるKさん。
創造性・芸術性(紫)と遊び心(黄)が隣り合っていることから「描きたくてしかたない!」思いが溢れ出ていることが伝わってきます。ゴールドのしずくが全方向に元気に飛び散っているのも個性的。そして、KさんもMさん同様、グリーンとブルー、ピンクを使われていますね。
このように、同じ場で描かれた方々の絵には、同じ色が使われることがよくあります。いわゆるシンクロニシティですね。別に互いの色を見ながら描いているわけではないのですが、同じ色や色調になったりします。
色はどの色もそれぞれの波長を持っています。その場に居合わせた人は、それら色の波長を全身で感じ、同じ色のオーラに包まれますので、意識せずともその色の影響を受け、選ぶ色もそれになる、ということが起こりうるわけです。
今回お二人が共通で使われたピンクは「愛」を象徴する色。今、この混乱のさなか、自愛、他愛、どちらも、とても必要とされていますね。しかもその色が絵の中心に使われていますから、「大切なもの」と感じていることがわかります。
また、ブルーはヒーリングカラーであると同時に、冷静さを象徴する色でもありますから、それをしっかり維持しようという意識が働いていることも伺えます。同じくヒーリングカラーのグリーンは「癒されたい」欲求、また「平和」への願望などを表します。
お二人の絵に共通のキーワード、それは「愛」「平和」「癒し」「冷静さ」ということですね。もう、まさに今このタイミングだからこそ、、、なのだろうと感じます。
……と、まぁ、私はこんなふうに、参加者の皆さんの絵をカラーヒーリングの観点からも拝見しているわけですが、毎回、描かれた絵について皆さんのお話を伺うと、その方のその時の心情や潜在意識、欲求を見事に表していて、色ってすごいなぁと改めて感じます。
今日の講座、いったんは中止にしようかとも思いましたが、色が癒しを促進してくれる効果をぜひ一人でも多くの方に体験いただきたく、決行を決めました。そして、こんなタイミングでの開催で、どんな色を使ってどんな絵を描かれるのか、個人的にはとても楽しみでもありました。お二人とも、ご自身のニーズをしっかり満たす色使いとタッチで、本当に素晴らしい絵をお描きになりました。拍手!
いつにも増して、今日の講座は私もうれしく、癒しと解放の瞬間をご一緒させていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
Mさん、Kさん、ウイルス騒動をものともせず、愛あるご参加をいただき、本当にありがとうございました! お家でもまたお描きになって、ますます癒されてくださいね!