「不登校」って言葉、なんとなくしっくりこないけど、
世間一般的にはそれで話が通じるし
(ていうか、それ以外では通じづらいし)、
他に適当な言葉も見つからないから、とりあえず使ってますw
で、「不登校」の中1息子の、昨日は
1)小児科発達外来受診
2)在学中の中学校担任&学年主任面談
でした。
いずれも、本人抜き、母のみw
本当は本人も一緒のほうがいいんだろうけどね、
ま、学校行ってないぐらいだから、
そういう所にも行きたくないわけで、
よって、母のみ。
2)の学校面談はもう毎回お決まりで、
・たまったプリント類を受け取って
・本人の近況報告して
・「学校にはまだ来られなさそうですかねぇ?」
との型通りの問いに「はい、そうですねぇ」と答え(笑)
・1ヵ月後くらいの面談の約束をして
・昇降口まで見送られ恐縮して出てくる
っていう流れで、今日も同じ。
ほかに特にどうということはなかったのだけど、
1)の小児科発達外来は
毎回行くたびに、「親」としての学びがあって新鮮。
こっちとしては、前回(2ヵ月くらい前)の面談時と
たいして変わりばえしない報告をしているように思っていても、
主治医のK医師は、
「いいですね!前回お話伺ったときに比べて○○になってますね!」
と、必ずプラスなこと、前に進んでることを
何か必ず1つでも見つけて言ってくれるんです。
(ときに、カルテをずーっとさかのぼりながら)
これって、この分野ではまぁ定石なのかもしれないけど、
でも、たとえそうであったとしても、
親の私が「そっか、そうなんだ、いいんだこれで!」
って思えること自体、
前回面談から今回までの
親にとっては短いようで長かった時間、
場合によっては自分や子どもをマイナス評価してしまいがちな時間を
すごいプラスのエネルギーに変換できているってことだと感じます。
すごく意味のある、価値のあることだと思います。
(不登校の子の親って、
ただでさえ自己卑下しがちなとこありますから)
もちろん、ただ褒められるばかりではありません。
とある日の、息子とのやりとりの話をしたとき、
「それで、そのときお母さんは何て言ってあげたんですか?」
と問われ、
「あ、特に何も言いませんでした(←ハッとして汗)」
と答えると、
「そういうときはしっかり褒めてあげてくださいね!」
と諭されてしまい、、、
「ああ、そうか」と反省したことも。汗
そんな感じで、、、
K先生は、「個」に寄り添ってくれる姿勢の
とても人間味あふれる方。
息子とは一番最初に、たった一度しか会っていないのに、
彼の性格や言動の傾向もよく把握してくださっていて、
その上で、母である私の姿勢や彼との向き合い方について
毎回、しっかり「肯定」してくださり、
的確なアドバイスをくださいます。
はっきり言って、母、救われるぅ〜!(笑)
ウチなんて特に、
彼にとっての父親は一緒には暮らしてないし、
文字通り、母の「孤軍奮闘」状態。
いつだって「これでええんかいな?」と
自問自答の繰り返し。
そんな中で
「お母さんのやり方、素晴らしいと思いますよ!」
なんて言われたら、、、
もう一気に脱力するよね。
うっかり涙腺もゆるむよね。
帰りにご褒美ケーキ買っちゃうよね(買わない?w)。
言い方を変えると、
子の変化は「親しだい」の部分も大きいってこと。
思春期だの反抗期だの言ったって、
子どもは、なんだかんだ、
親の目、親の評価を気にしてます。
親に褒められたいし、認められたい。
褒められたら、もっと褒められたくて、
認められたら、もっと認められたくて、
プラスの言動をする。頑張る。
そこに、年齢による違いはないんです。
幼児も、少年も、青年も、大人も、一緒。
だから親も、
「我が子はもうそんな歳じゃないし」とか言わないで、
何歳だろうが、褒める。
褒めて、おだてて、図に乗らせて、
力を発揮させてやるのが、親の役目なんだと
彼が不登校になってから改めて実感するようになりました。
K先生はまた、こんなことも言ってましたっけ。
「とにかく、お母さんが好きなことやって、
人生って楽しい〜〜〜!というのを
どんどん見せてあげてください。
それが息子さんのいちばんの回復薬だし
将来への希望になりますから」と。
なるほど。そうかもしれないねー。
で、この2〜3ヵ月、そんなふうにしてみてます。
(そういうとこ単純)。
好きなことをし、
行きたい所へ行き、
誘われれば夜の飲み会にも参加し、
ちょっと大げさくらいに
「たのしいでーす」オーラを出しまくってますw
そしたらホント、息子、変わりましたよ。
素直になったし、表情が明るくなりました。
もっとも、直接的にその効果だけではなくて
時間の経過による癒しや、
本人自身による変化もあると思いますけど。
母がたのしいと、子はうれしい。
母がしあわせだと、子もしあわせ。
子どもはお母さんを幸せにするために生まれてきた
なんてよく言われるけれど、
母の幸せ=子の幸せ というのは本当のようで。
ありがとね。
一方で、
よくよく掘り下げれば、本当はじゅうぶん幸せなのに、
それを周囲に分かられてしまうのは損みたいな気がして
もったいぶって、
わざわざ「幸せじゃない」オーラを出してみたり、
「母だって大変なんだから!」
と悲劇のヒロインになってみたりするのは
じつに愚かなこと。
(私もやってた時期あったし、汗)
どんな言葉よりも子を傷つけてしまう
罪深いこと。
被害者は、子ども。
家の中でも外でも、いつでも、被害者は子ども。
そこ、忘れないでいたいなと思う。
K先生にも、ほんとに感謝。
ややもするとグングン目減りしそうな母の自己肯定感、
先生のおかげでキープ、
はたまた増量(!)できてる気がする。
たくさんの「不登校」事例を見ている医師だからこその
経験則と、「大丈夫ですよ」という確信と、
K先生もともとのポジティブ思考(たぶん)で
毎回肯定してもらえるのは、母としてホントありがたい。
・・・そうそう、息子、こういう「運」を持ってる。
これまでたくさんの病院にかかってきたけれど、
「ハズレ」っていうことがなかった!
たいてい腕のいい医師に当たるし
そのおかげで親も医療側といい関係性をつくることができる。
すばらしー。
* * *
不登校って、本人だけの問題じゃない。
親の、家族の、社会の、問題であり課題。
でも、あんまり問題視・特別視しすぎず、
もっとラフに、もっとカジュアルに、
もっとたのしく、もっとハッピーに、
みんなで向き合えたらいいのになって、思います。
(学校行ってないっていうと、びっくりされたり
心配されたりすることが、まだまだ多いから!)
学校の先生たちには、特に、そう伝えたい!
(ここ、書き始めると止まらなさそうだから、また今度w)
子どもは、
大人が想像するよりもっといろんなこと考えてるし、
世の中も世界もどんどん変化している。
試されてますよ、子どもにも、世界にも。
さてさて、今日も1日、
母の「自己肯定感」増量キャンペーン、たのしんでやろっと。
(一人キャンペーンだけどw)
親も、自分のコップを満たすこと、とても大事。
つい後回しにしがちなことですけどね。
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※こうしてたまに書いてる「不登校」ネタ、
このブログに置いといていいのか「?」なんですけど、とりあえず。
今後もし記事がたまったら他にまとめようと思います。
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